2016年 02月 27日
月並みながら月日の過ぎ行くのは早いもので、今日明日と、sputnik.の本番となりました。 思い起こせばsputnik.に初めて客演したのが2012年の8月とかだったので、はや4年ほどのお付き合いになります。回数としては、5回目。 4年ほども時間が経てばいろいろと変わってしまったりなんだりが当然あるし、実際自らの光景も随分変わったなあと思いつつ、そういった「変わる」を経てもなお「変わらず、変わりながらも、そこにある」のが家族なのやもしれないなあと思いつつ、の、家族モノの作品です。60分ほどと、見やすいです。 先週は脚本提供していたゲロリストが終わり、先々週はうんなま@大大阪舞台博覧会が終わり、気が付けば本番ぽい気分を満喫し続けていたこの3週間も、終わろうとしています。 なんだかんだ、この3週間と、ずっとそれ以前のこと、そしてこれから、等々にしみじみとしつつ、作品に貢献できればと思います。 sputnik.act11 『きみが大好きだった、とおいいえ』 作:冬村要 演出:鈴木径一郎 2016年 2月27日(土)15:00 / 19:00 2月28日(日)11:00 / 14:00 / 17:30 *受付開始・開場は開演の30分前 場所:MOVE FACTORY(ムーヴファクトリー) 出演: 巽由美子 川上立 岸本愉香 川田恵三 繁澤邦明(劇団うんこなまず) 江本真里子 森田鮎 阿部茂(第2劇場) スタッフ 舞台監督:平野洋平(第2劇場) 舞台美術:岸昆(居留守文庫) 音響:成瀬太雄(万国トカゲ博覧会) 照明:巽由美子 照明操作:池田光曜(第2劇場) 衣装:岸本愉香 制作:原田慧(第2劇場) 宣伝美術:谷村唯奈 企画・製作:sputnik. #
by unkonamazu
| 2016-02-27 05:54
2016年 02月 14日
というわけで、うんなま@大大阪舞台博覧会、無事終了の運びとなりました。 なかなかうんなま単体公演では観てもらうことのない方にも、うんなまを体験していただく、そんな機会となったのではないかと感じており、よかったよかったと思っています。どのような感想をもたれたのか、も気になりつつ。 で、以下は、ぽつぽつと感想にもならない雑感を書いていきます。洗濯機を回しているのです。 ***** と、つらつらと長い文章を書いていたのですが、書いているうちに超長い、かつ、だんだんすごい私的な文章になってしまったので、掲載はまたの機会にしようと思います。以下は超ディレクターズカット版です。 ・もっと、プレゼンテーション、もとい「伝えたいことを伝わるように伝える技術」を学ぶ必要があるなと思いました(伝えたいことがあるのか、というのはまた別の問題)。 ・以前、とある方から自分の戯曲に対し「ひとつの風景を見て、綺麗と思う気持ちと汚いと思う気持ちが同居している」というコメントをいただいたことがある(きっとこんな内容だったはず、、)のですが、その感覚は大切にしていきたいと思いました。 ・今回の作品もそうですが、どこかでどっと脚本たちを公開等したいなと思いつつ(今回の作品もアップ寸前までいったのですが、ふと止めておきつつ。追って映像は公開されるので、楽しみです)。 ・なんにせよ、次の短編だったり、脚本提供させていただいているものは、また全然違うものだと思います。脚本提供もしっかりアピッていきたいのですが。書き下ろしているし。 ・次の短編こそ、爆笑必至モノにしたいです。本当かな。 ・しかしながら今回、うんなまがうんなま足りうるのはやっぱり時空間の処理だな、と思いました。あと、キザに言えばいわゆる爆音の無音。と、生き延びるための(マヌケな)独自進化、みたいなものでしょうか。いらんところが妙に進化した動物っていますよね。プリチー族。 ・にしても、砥いだ刀でいったい何を切るというのか、とも思いつつ。 ***** なんにせよ、よい機会でした。方々に感謝。ありがとうございました。 #
by unkonamazu
| 2016-02-14 11:34
2016年 02月 13日
うんなま、大大阪舞台博覧会、に参加します。 【大大阪舞台博覧会2/13(土)参加】 『タンバリンが赤い』 作演出:繁澤邦明 出演:藤原政彦(劇団うんこなまず)、neco.(猟奇的ピンク/アフター5プロデュース)、和栗一(題名のない演劇会)、雀野ちゅん 珍しい機会なので、珍しい公演にしたいものです。 あと、今回の稽古場も、見学募集していきたいなと思いますので、よろしければぜひ。 【大大阪舞台博覧会vol.2】 日程:2月6日、7日、13日、14日 場所:芸術創造館 ※うんなまは、2月13日(土)に出演します。 ※上演時間…1作品20-30分 開演30分前に受付開始 3作品上演後、10分間の休憩をはさみます。 ※詳細…http://www.artcomplex.net/doh/ <2月13日(土)詳細スケジュール> 17:00 坂口修一 17:30 劇団演りだおれ 18:00 劇団うんこなまず 休憩(10分) 18:40 かまとと小町 19:10 ドキドキぼーいず 19:40 May ※2月13日出演団体詳細…http://www.artcomplex.net/doh/index.php?itemid=9878 ◎うんなま単体予約(500円) http://bakuto.cart.fc2.com/ca1/5/p-r-s/ ◎1日予約(2100円) http://bakuto.cart.fc2.com/ca1/6/p-r-s/ #
by unkonamazu
| 2016-02-13 23:59
| 公演
2016年 02月 10日
を、先日ウイングフィールドでの公演を終えられた劇団N₂の杉本奈月さんに書いていただきましたので、以下に掲載致します。杉本さんは、ゲネを観られたのでございます。『フォアグラ』のゲネと言えば、開始後即映像が途中か何かから始まり、もう腹を切ってしまおうかと思った(ゲネ見学が3名ほどいらっしゃった)ことと、それもあってかすごい重圧感の中で本編が進んでいたことと、僕の横の客席で制作ミスタくんが船を濃いでいたことなどが印象的でしたが、ありがたい文章(文体もあってか、もはやコラボっぽいです)を書いていただいております。こういった感想はやはり読むのが楽しいですね。 2/13(土)はうんなま@大大阪舞台博覧会ですが、2/14(日)はN₂さん@大大阪舞台博覧会です。どちらも、ご贔屓にしてもらえれば幸いです。 ***** (以下、杉本さんTwitterより) 卵の黄身と白身。 中心にただ一つ位置する座と、そこから無作為に選別されて外へ放られていく無尽のボール共々。 アヒルとフォアグラ。 食と職。 生を維持するための機構に乗せられながらどうしようもなく生活を送るわたしがいる。 人の、人間が規定しているであろう一個人のルーチンでさえ、本当は「選択していること」など一つもないのではないかと不安になり安堵するわたしがいる。 本当は、安定を求めるのなら、わたしはこうして詰まらない日々を繰り返すしかないのだ。 けれども、配列の複製とは何も無為に操作を繰り返していることには必ずしもならない。 一単位で語られたのか一文字で語られたのかでは、ことごとく担う仕事を異にする。 そこに意味はない。 ただ維持するために、その機構を壊さないために必要であるだけだ。 だからこそ、同じことの蓄積に代えられる希望や絶望といった代物を手一杯に抱えているつもりでいられる上、わたしはわたしという体を保っていられるのだ。 そのルーチンに機微を見出すことでしか実感という報酬は得られていなかったとしても。 一方で、一単位ではない一個の欠失が全体の破綻を生じてしまうことはあるけれど、そういった事故はそうそうには起こらない。 なぜなら、他のものが取って代わることができるように人の手でデザインされているからだ。 そうして機構は維持され続ける。 何も変わらない。 変わらないように見せている、その舞台から投げ出され零れ落ちたものたちは一体、いつ、どこで、誰の身体の一部だったのだろう。 暗闇に蛍光が揺れている。 幾度もない転機を逃してしまったがために、わたしたちの足下で。 卵にまでかえったかのようにして転がっているものがある。 下書きに保存していた所感のようなもの。年末にゲネプロを観させていただいた繁澤さんの作品について。解凍したら長かった。わたしが「『フォアグラ』って何ですか?」と聞くとただ一言「クリスマスキャロルです。」との返答。とても真っ当な人だとは知っていたけれど作品も真っ当だった。人に優しい。 ***** ありがたいですね。このコメントを読んだ後、公演映像を見たら、また違った何かしらがやってくるやもしれません。 最近は他にもzombieブログに不肖私の文章が何故か上がっていたり(今PCで見てみたらフォントも相まって自分の文章の何者だ感がスゴイし、写真もなんだかおっさんの顔だった)、大大阪の翌週はゲロリストに脚本提供していたり、その翌週はsputnik.客演だったり、何だかいっぱい書くべきことがあるのですが、一旦ここまでで。 大事なことなので最後に再掲します!2/13(土)はうんなま@大大阪舞台博覧会ですが、2/14(日)はN₂さん@大大阪舞台博覧会です。どちらも、ご贔屓にしてもらえれば幸いです。 #
by unkonamazu
| 2016-02-10 06:37
2016年 01月 11日
うんなまは、稽古場見学を広く受け入れております。おかげさまで前回公演『フォアグラ』でも沢山の方にお越しいただきました。 次回公演、大大阪舞台博覧会用の稽古日程は以下の通りとなりますので、見学を希望される場合は、関係者もしくはうんなまメールunkonamazu@gmail.comまで、ご連絡をお願いします。 (うんなまメールへご連絡される場合は、件名を「見学希望」とし、氏名・連絡先・希望日時の記載をお願いします) 【稽古日時現在予定(主に西宮〜大阪周辺にて)】 1月 16日(土)朝 17日(日)朝 23日(土)朝昼 24日(日)朝昼 31日(日)朝 2月 6日(土)朝 7日(日)朝昼 11日(木)朝昼 以 上 #
by unkonamazu
| 2016-01-11 12:59
|
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劇団うんこなまず
<過去公演>
2010年3月 うんこけらおとし公演 『もののけ姫』 at 大阪大学学生会館二階大集会室 2011年10月 せかんどうんぱくと公演 『さだだだ。』 at ロクソドンタブラック 2012年1月 三本のうん公演 『いぬのさんぽ』 at 一心寺シアター倶楽 2013年1月 May the 4th unko with you うん公演 『明日放る』 at AManTo天然芸術研究所 2013年7月 unKoの限り業5Go!公演 『ラブなま』 at 梅田カラビンカ 2013年11月 赤子vsTEAM井上大輔 『tango@はじめて』 at かつおの遊び場 2014年3月 Unko-Ga-Muri6ri公演 『tango@bye-bye』 at CafeSlowOsaka 2014年8月 ☆seven colors rainbounko☆ 『としくんとリボルバー』 at OVAL THEATER 2015年3月 unkonamazu 8th 『fly me to the xxx.』 at B:SQUARE 2015年12月 unkonamazu 09 『フォアグラ』 at イロリムラプチホール 2016年2月 大大阪舞台博覧会 『タンバリンが赤い』 at 芸術創造館 2016年7月 Qbic!!社会人劇団短編上演フェスティバル 『karaoke』 at in→dependent theatre 1st @unkonamazu
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